通路確保

先日かなちゃんの夏休みの宿題の昆虫採集と植物採集をするために、次女とかなちゃん、わたくしたちが庭と畑をうろうろしている小1時間、けんちゃんは一人で家に留まっていました。
一人で寂しくはなかったのでしょうか。何をしていたのでしょうか。
その後そろって外にお昼ご飯を食べに行きそこから帰ってきてくつろいでいると、本を読んでいたけんちゃんが唐突に私に尋ねました、「おばあちゃん、どうしてこんな家を建てたの?」と。
私はその質問に少し疑問を持ちながらも、間取りのことかと思って、「おばあちゃん、こんな家がすきなの。」と答えました。
すぐにかなちゃんが「おばあちゃんは花を育てるのが好きなの。」と続けました。


姉弟が帰った後も私はけんちゃんの質問とかなちゃんのフォローの言葉にずーっとひっかかっていました。
そしてだんだんわかってきたのです。
けんちゃんが言っていたのは間取りのことではなく、家のある場所とか庭の様子とかを含む暮らしそのものを言っていたのではないかと。
けんちゃんはおそらく虫が嫌いなのでしょう、生い茂る草(=花)を掻き分けて歩くのは苦手なのでしょう。
こう考えれば昆虫採集に出て来なかったことが理解できます。


もともとお花たちが生い茂って歩きにくくなっていたところに誘引していた麻紐が台風で切れてバラの枝が垂れ下がってきてますます歩きにくくなっています。
というか怪我しやすくなっています。
けんちゃんの言葉もあるので、通路を安全に通れるようにすることが今日の主な外仕事でした。