様違い

母に会ってきました。
一時過ぎに着いたとき母は口を開けて昏々と眠っていて、呼びかけても軽く体に触っても全くというほど反応なし。
その後弟が来て、わかるね?と何度か呼びかけた時は目をうっすらあけるのだけど、三秒もしないうちにまた眠り込む。
気のせいか弟の事は少しわかっているようでもあったけれど私の事はわかっていない様子。
そもそも日によって体調が異なる病気とのことなので、昨日は体調が悪い日にあたっていたのかもしれませんが、それにしても昨日の母は下の妹に聞いていた一昨日の母とは様違い。
することもないので、病院の前のスーパーで買ってきたもので、母の顏のむだ毛をそり、ウェットテッシュで顏や首や胸元などの清拭。
3時近くに再び顔を出した弟に誘われ地下鉄で数駅のスタバに行き、そこで飛行場に向かう時間までいろいろ話しました。
母の今後とか、姉妹で意見をまとめておくこととか。


私が来たことがわからないのは寂しかったけれど、反面ほっとした面もあります。
すがるような目で見送る母の視線を感じないで帰ってこられたから。



迎えに来てくれたKとともに飛行場から家に向かう途中で、絶縁する言われていた(過去にも何度も言われている)上の妹に電話しました。
昨日の母の様子を知らせ、一昨日行っておいてよかったね、と言うために。
妹は知らせてくれてありがとうと涙声で言いました。

下の妹にも様子を知らせました。