母見舞い&同窓会 (2)

9月14日

今回のツアーパックには朝食が付いていなかったので、すっかり馴染みになった24時間営業の定食屋さんで朝食を済ませ、ローソンで半熟卵と水を買ってホテルに戻りチェックアウト。
地下鉄の駅に向かって歩いていく途中「あつ賀」を覗くとシャッターが半開きになっていたので、店内に向かって声をかけ、出てきた店主にランチの予約をしました。
今回はあつ賀でのランチは半ばあきらめていたので、ラッキィーでした。


母の一番の好物は「ゆで卵」なので、母の所に行くときは私も下の妹も必ずゆで卵を持っていきます。
でもだんだんそれが食べられなくなってきました。
母がいうゆで卵とは、半熟の卵、温泉卵ではなく固ゆで卵なのですが、黄身は喉につまってむせるのでお茶で流し込み、白身は噛み砕くことができなくていつまでも口の中に残るような状態になってきたのです。
今まであの店この店のあれこれのゆで卵類を試してきました。
13日夜に私が試食したローソンの半熟卵は黄身がボロボロではなく柔らかくしかも味が濃くなかなか美味でした。
案の定黄身はすんなりと食べられました。
久しぶりの味に目をつぶって涙を流さんばかりにして味わっていました。
白身も欲しがるので、母の望みに反して箸で細かくつき砕いて食べさせましたが、やはりかなり口の中に残ってしまい、半分食べるのがやっとでした。


昼食のためいったん街に戻りました。
あつ賀のランチ、相変わらずの美味しさ。最高のコストパーマンス。
この店なら福岡に行く度に毎日でも行ってもいい。
全く飽きません。


母の買い物(ヘヤークリーム、ふりかけ)をしてホームに戻りました。


母は耳が少し遠くなりました。
それに発音が悪くなって聞き取りづらくなりました。
なので途中で私と代わりながら、義妹の若子さん、上の妹に電話。
マッセージ(週三回、30分)の施療を見学。
院内、ホームの玄関周りを車いすで散歩。
おやつ(シフォンケーキ)を食べさせて母に別れを告げました。
母は今回は前回のようには涙ぐみませんでした。
前回の時より次回に希望が持てる体調なのかもしれません。