母を見舞いに(2)

今回のツァーには朝ごはん付きでした。
朝食を済ませホーム近くの100均の店で「あいうえお表」を買ってホームに。
母は自費で週3回マッサージの施療を受けていますが、その先生は施療中に母に必ず「あかさたな・・・、いきしちに・・・」という言い方で50音を言わせられます。
母がそれに備えて予習したいというので。
ホームに着いたら母は食後の歯磨き中でした。
作ってそう経っていないはずの入れ歯がとても汚いので、ホームの方に、私手持ちの洗浄剤で消毒して良いか尋ねて、入れ歯の洗浄剤は自費の事、用意があれば毎晩してもらえることを知りました。
11時ごろから母が入浴してもらえることが分かったので、母が買ってくれと言い出した8月8日に着る洋服、入れ歯洗浄剤などを買い出しついでに、また「あつ賀」にランチに行くことにしました。
あつ賀の献立は毎日変わるのかに興味があったし、あつ賀のランチがある平日に2日続けて福岡にいることもあまりないので。
この日は予約なしだったので、最後の客としてやっと滑り込めました。


この日の献立は、アジの干物の添えものがオカラに、デザートのバナナが生に、握りの魚が2、3種別のものに、といった具合で前日と大同小異でした。

最後の客として入店したのですが、お料理は予約客と同じように密かに早めに運んでくれました。私の熱意が伝わっていたようです。


買い物を済ませ、ホームに戻ったのは2時近く。


母の希望で車椅子で一階に下り少しうろついて部屋に戻ったところにタイミングよく月一回(?)のお医者さんの回診。
母は年が年だけにいつ何時大きな変化が起こるかもわからないが今は格別悪いところはないとのことでした。


今回はいつもより早い飛行機で帰ることにしていました。
それで3時過ぎ、おやつを食べている母に別れを告げると、いきなり「ううっ」と。
母が声を上げて涙を流した別れは今回が初めて。私も涙が出ました。


帰宅したのは9時半。
夕食は生協のお弁当でした。