感じ悪いです。

今日は歯医者さんに行きました。
歯医者さんに行くには途中でJRから私鉄に乗り換えます。
乗換地は繁華街で大きなショッピングモールもデパートもありますが、いつもは全くスルーしています。
今日、ふとした出来心で、いつもは素通りのデパートの婦人服売り場に寄り道しました。
私はデパートで普通に洋服を買った事は数えるほどしかなく、一番最近の買い物は娘たちの大学の入学式用、リクルート用のスーツやコートで、もうふた昔ぐらい前のことです。
急にデパートでは今は洋服はいくらぐらいで売っているのだろうとの好奇心にかられて寄り道したわけです。


値札を見ることはできませんでした。値札は小さいし、裏返しなっていたり見えないところに下がっていたりして。
それに少しでも歩みを停めたら、店員さんがすぐに「よかったらご試着してください。」と声をかけてくるので。
もういいや帰ろうと下りのエスカレーターの方に回っていると、通路の脇に並べたワゴンやハンガーの服を整理していた店員さんが、帽子から靴まで私をさっと一瞥したかと思うと、この2千なにがしのチュニックはいかがですか、9000円代のコートもありますよ、と声をかけてきました。
まるで人を値踏みするかのように一瞥して、多分デパートでは安い値段だろうと思われるものを勧めるのって、とっても感じ悪かったです。
私が今日着ていたのは入手経歴を全く忘れるくらい昔に買ったコートだったので、冬物処分価格であろうともデパート商品にはおいそれと手が出せない人であろうことはすぐわかったのでしょうけど。


今朝の8時の外気温は−5度。
それでもだんだん庭に春の気配が感じられてきました。