木はすごい

木ってすごい!偉大!って最近つくづく実感しています。
というのも連日のこの猛暑の中でも、庭の北側に植えたモクレンやザイフリボクの木陰に入るとひんやりとして涼しいし、地面も何となく湿っているのに気付いたからです。
その葉陰では耐暑性に問題がある植物が何とかこの暑さに耐えています。
考えてみれば、木って夏には暑さから、冬には寒さから植物を守り、腐った落ち葉は、水分を蓄えるスポンジになって渇きからも植物を守り肥料となり植物を育てる・・・と考えると、木って本当にすごい!と思ったのです。
以前何かでイギリスの庭の植栽はその7割(だったかな?とにかく大部分)が木だって読んだ様な気がしますが、こう考えると、それは見かけの事だけでなく実に理にかなったことなのだとわかります。
そのほうが草本のものがきっとローメンテでうまく育つのですよ。

木が守っているのは、もしかしたら植物だけでなく人も、もっと言えば生き物すべてではないかと思いました。
最近の、何かとヒステリックな気象はこの偉大な木を疎かに扱った報いに違いないとはっきりわかりました。
↑そんなこと周知の常識って言われるかもしれませんが、私にはそれはつい最近まで実感が全く伴っていない知識でした。


↑、↓、両方同じバラです。
名前はわかりませんが、つるバラで、丈夫、蕾も開いたときも姿が淡麗、花弁が裏と表ではっきり濃淡などを好ましいと思っています。


↓「ホワイトガーデン」で。
下からフロックス・パニキュラータ、カシワバアジサイノリウツギ・ライムライト、ヤマボウシ