着るものによって

母の見舞いに福岡に行く前のブログに書いたように今回は私は服装にいつもよりずっと気を使って出かけました。
気温、天気の予報を考慮に入れて、若く見えてみすぼらしくない様な服装で毎日変化をつけてとかいろいろ考えて。
さて・・・行きの飛行機で席に着こうとしていたら、客室乗務員の方に「春らしいいい色のお帽子ですねー。」いきなり声をかけられてびっくり。
だって客室乗務員の方に着ているものをほめられたというかとやかく言われたの初めてだったので。
その方、続いてにこやかに「コートを(トランクに)入れましょうか。ひざ掛けをお持ちしましょうか」などと、立ち止まっていろいろ世話を焼いてくださいました。もともと優しい方なのでしょうが、私には殊の外優しくしてくださっているようなのでした。
殊の外優しくしてもらえたのは、私の着ているもの、特に帽子のせいかと私はなんとなくそう思ったのですが・・・多分当たっているでしょう。
因みにその時のいでたちはベージュのパンツ、クリーム色のセーター、前身頃にオレンジのアーガイル模様が入ったモスグリーンのカシミアカーディガン、薄茶の絹のコート、きれいなオレンジ色の帽子、レンガ色の靴、オレンジとこげ茶のマーブル模様のストールでした。
一日目にこの服装のまま母のいる病院に直行。
2日目に病院に行った時の服装はセーターと靴は一日目と同じで、あとは小豆色のレギンスパンツ、ピンクのツィードのジャケット、黄緑色のストール、ベージュの帽子でした。
この服装、色目では一日目の服装より派手と思うのですが、看護婦さんにその日の私は前日の来た人の姉だと思われました。
人は着るものによってずいぶん異なる印象を与えるのだな、その印象で他人の態度がとても違うのだなってよーくわかった二つの出来事でした。


↓クリスマスーローズ、あれこれ