ありがとう (福岡行 一日目)

10月15、16、17日、二泊三日で母を見舞いに福岡に行っていました。

10月15日
台風が接近中だったのですが、飛行機はいつもとあまり変わらない揺れで飛行、ほぼ予定通りの12時少し前に福岡に着きました。
今回宿泊するホテルは博多駅の真ん前。
なのでひとまず空港から地下鉄で博多駅に行き、ホテルに荷物を預けに行ってついでにチェックイン。
昼食は下の妹がこの前母の所に行った際に見つけたという、美味しい、量が多い、安いお寿司屋さんで食べるつもりにしていたので、ホテルとは駅の反対側にあるバス停のほうにコンコースを歩きながら母への土産になりそうなものを探しました。
かるかん饅頭をみつけました。
かるかん饅頭は山芋でできたお饅頭で、亡き父が在職中に南九州に出張すると必ず持って帰った、常時家にあったといっていいほどのお菓子ですから、母がきっと懐かしがるし、歯が弱っている母も食べられると思って。

バスに乗り込んだのが12時少し過ぎ。
だんだんお寿司屋さんの最寄りのバス亭に近づいてきたかなと思っていたら段々離れていき博多駅に戻っていく気配。
路線地図で確かめたはずなのに間違ったバスに乗ったみたい。
バスを降りてタクシーで行きました。
妹から店の名前はわからないけれどここのあたりと大体の場所を聞いていたのでお寿司屋さんはすぐわかりました。着いたのは12時20分すぎ。
間に合ったぁと思ったのに準備中の札が。
この時間で?もう!まさか!残念!
暖簾はまだ表に出ていて戸も開いていたので店の中を覗き込んで丁度通りかかった食器の後片付け中の店のご主人と思しき人に「もう終わりましたか?」と尋ねたら、その方一瞬ためらって「どうぞ」って。
運よくお昼の最後の客にしていただきました。(私のすぐ後に店を覗いた人は終わりましたと言われていました。)
店の中にはまだ食べていた人が二人いたもののもうはっきり店は昼の営業は一先ず終わりの段階のはいっていましたが気持ちよく準備していただき、小鉢(中鉢といっていいくらい大きさ、おきゅうと入りの酢の物)、餡のかかった茶わん蒸し、鯛の兜が入ったそうめんの大きな丼、果物添えの小振りな握りずし10貫と次々出てきました。
これでなんと1050円。
本当に美味しく、安く、量がいっぱいの素敵なセットでした。
運よく招じ入れてもらってよかったと、何度も「ありがとうございました。」と言いつつ、もう一度必ず来る、今度はゆっくり味わいたいと思いながら急いで食べ、まだ先客の二人を残し店を出ました。



そこから母の所に歩いていき、5時ごろまでいました。
私の前回の見舞いの後この一か月の間に、弟、私の次女一家、下の妹、義妹&甥と何人かが見舞ったのが気の張りにつながったのか、以前の母にまた少しだけ戻っていて今回は愕然とはしませんでした。