今なら思いつくのに。

偏差値で選んで入った大学、学部を卒業しました。
嫌ではなかったけれど好きでもなかったので、卒論のテーマを思いつかず、担当教官のアドバイスで決めました。
これが全く興味がないことで(何かは恥ずかしいので秘密)、苦しんで苦しんで原稿用紙200枚何とか埋め、締切寸前に提出しました。
大学を卒業して40年以上経つというのに、いまだに卒論に関係した夢―例えば締切が迫っているのに書けない、私だけが締め切りを知らなかった、などーを見ます。
担当教官(故人)はよく「可」を下さった(=卒業させて下さった)と、思い出す度、赤面、冷や汗です。
今までの人生でできることなら消したい過去の最たるものが卒論。
今ならいろいろ思いつくのですよ。研究したいテーマ、知りたいテーマを。
フィトケミカルが植物が紫外線や外敵から身を守るために作り出した成分なら、露地植えで無農薬栽培で育っている野菜は、紫外線や外敵と自分だけで戦っているわけだから、養殖ものや農薬たっぷりの野菜よりフィトケミカルが多いのではないか」、これ、興味深いですよね。(私だけ?)
ずーっと前に、「同じ面積を同じ時間で掃除機をかける場合、急いで何回も繰り返すのと、ゆっくりで一回かけるのとではどっちが効果があるのか」ということ調べたいと思ったことがありました。
ダニが必死に畳にしがみついて私のせっかちな掃除機かけをやり過ごしている光景が脳裏に浮かんだので、そんなことを思いついたのです。
(今はもうある程度の時間をかけないと効果がないということがわかっていますね。)
もし私が家政科か農科に進学していたら・・・私の人生が全く違っていたかも。それはいやだなあ、今が好き、今のままでいい。


↓植えっ放しのグラジオラス。 私の庭の冬はかなり寒いですけれど、深めに植えておけば、植えっ放しでも場所によっては数年大丈夫。

アジサイアナベルが盛り。この花、清楚で豪華で、花期が長い。病虫害がほとんどない。暑さ寒さに強い。新梢咲きだから剪定に気を遣わなくていい。(どこで切っても花が咲く。)と美点がいっぱい。植えすぎるというのは、庭によっては欠点かな。

↓ヘメロカリス、これもいろいろ植わっています。

↑、↓、ベルガモット これ、私の庭がとても好きなようですよ。増える増える、増えすぎる。


↓「ホットコーナー」 クロコスミア・ルシファー(赤)、ロシアン・オリーブ(銀葉)など。今からの季節、ここのコーナーが熱い。