感慨

今日は東日本大震災からまる一年の日ですね。
あの日、前日にKが持病で入院したので、朝からまた丁寧な掃除を始めていて(Kの持病はアレルギー性の可能性もあるということなので、Kが持病を再発すると、私はまず家の大掃除を始めます)、お昼ご飯もそこそこに掃除の続きを再開し、次は外玄関を、その前に花を見て一呼吸入れようと庭の方に歩き始めた時に、地震がおきたのでした。
揺れが治まるのを待って恐る恐る玄関の戸をあけてビックリ。足の踏み場もありませんでした。
地震の直後から連日、親戚、友人から、安否を問うメールや電話がありました。
学生時代の友人、KWGTさんからも。
一人で心細かっただけに自分からもあちこちに電話をすることもありました。
KWGTさんには再々。
その時は私は全く知りませんでしたが、彼女は2月に病気がわかり、3月11日は退院したその日だったそうです。
知らなかったとはいえ、私はその彼女にすっかり甘えて自分の事ばかりを長話していたのです。
彼女は、私の嘆きを聞くばかりで、自分の事は全く話さず、10月に逝ってしまいました。
そのことを思うたび、胸に深い感慨が生じます。
彼女が生きられなかった日々を、彼女が私を友人の端くれとして長年付き合ってくれたことに報いるために、もっと強く、もっと大事に生きていこうと思いながら、黙々と施肥作業をして、今日の午後を過ごしたのでした。


けんちゃんがとうとう金曜日からインフルエンザになってしまったので、明日早朝次女宅にいきます。
ブログを数日お休みします。

↓赤花アセビ