私流

クリスマスローズの古葉は、花茎を立ち上がりやすくし花の見栄えを良くするために、11月〜12月にとったほうがいいと書いてある本があります。
でも私は植物にとっては、葉はエネルギー製造所だから一枚だって疎かにするべきでなく、葉を少なくすることは避けなければいけないことだと考えています。
また当地は北風がとても強いので、その風から身を守るためにも、冬の間は例え枯れた葉であっても絶対に切るべきでないと考えています。
昨日は、一日中春の陽気だったので、午前も午後も庭に出て、クリスマスローズの枯れ葉を切りました。
今年は例年になく冷たい寒風が吹き、クリスマスローズの葉の痛み方がこれまでになくひどく、殆どが丸坊主になってしまいました。
葉をつけたまま冬を越させる、私流の、クリスマスローズの育て方でよかったと思いました。
葉を冬の初めに切ってしまっていたら、間違いなく凍死したに違いありません。
今のところ地中の根や芽は大丈夫そう。そのうち旺盛に栄えてくるでしょう。(と思いたい。)
でももう少し待って切ったほうがもっとよかったのかもしれません。したい時にする、というのも私流なもので、つい昨日切ってしまいましたが。
寒が戻らないように、と願うばかりです。

クリスマスローズのニゲル。これは寒さに強いようで、葉の痛みが少ないです。


クリスマスローズの交配種の白。風が弱い場所に植わっているのでも、これくらいは葉が痛んでいます。


一雨毎に春の足音が近づいてきます。↓フクジュソウ


↓オレンジのフクジュソウ