恥じ知らず

昨日歯医者さんへの往きの電車内で、平静では見ていることができない、とても恥知らずの光景を目にしました。
着ているものは多分制服ー上は白の長袖ブラウス、下はウェストを折り返してさらに短くしたチェックのミニスカート、黒の短ソックスー髪は腰あたりまでのロングの、その多分高校生と思われる女子が、私が座った真向いの、二人掛けの座席に、靴を脱ぎ棄て、後ろ向きに立膝をして座って、窓枠に置いた長さ30㎝位の鏡をのぞいて化粧をしていました。
座席下には大きなバッグ、傍らの右の座席には小さいバッグがどちらも全開状態でおいてあって、髪のばし機?、菓子パン、お茶などなどが丸見え。(端っこに教科書らしきものも2、3冊)
そのバッグをまさぐっては何やらを取り出しては、太腿が露わなのも人の目も電車の揺れも気にせず、微動だにせず鏡をのぞきこんで化粧している姿は、見る方が恥ずかしいというか怖い感じすらしましたよ。
どうしたらこう育つのでしょう?
子育ては育てるように育たないという面もあることは否定できませんから、一概に育て方に問題があるとも言えないのでしょう。
化粧が終わったら、菓子パンにかじりついていた、その痩せた色白の女子が、なんだか哀れでもありました。
そんなことをしても将来の幸せに全くつながらないよと教えてくれる大人が、周りに全然いないのかなと思って。