終わりよければ・・・

私は第一子の長女。末子は弟で間に妹が二人。
五年ほど前妹二人が我が家に遊びに来たことがありました。
上の妹は私の暮らしが非常に気に入って帰ってから土地探しを始め、下の妹などが反対するのを押し切って、とうとう老後の資金を使って郊外に少し広い土地を買い求ました。
確か2年程前のことです。
買ってすぐのころにはいろいろ相談があったりして、行く度に草が茂っているので草抜きに追われているとか、イノシシが出て植えるものが片端から食べられてしまうなどの話も聞いていたのだけど、ここ最近とんとその土地の話が出てきません。
ついこの間「あの土地どうしている?なんなら秋蒔きの余分の種送ろうか?」と言いましたら、返事は「あそこではフリージアが冬越し出来なかったから、もうどうでもよくなった、仕事(お寺の庭の手入れ)で気が済んで、放ってある。」
上の妹は私以上に濃い緑色の指をしていてなんでもとても育て上手。特に球根を増やすことには非常に長けていて、あっという間(2年程)に数十倍にも増やしてしまいます。
いくつものプランターにいっぱいになって、集合住宅の空地にも植えさせてもらってもなお植えきれない、大好きなフリージアを思いっきりいっぱい植えたいが、上の妹が広い土地が欲しかった第一の理由だったらしいのですが・・・
あいにく求めた土地は妹が今住んでいる所より冬の寒さが厳しかったようです。残念!
ここであきらめずにイノシシが食べないであろうリコリス水仙の球根を植えるとか、何とか利用してほしいものです。
終わりよければすべてよしというではないですか、ぜひその土地を有効活用してほしい、でないと大事な老後の資金をむざむざと減らしただけのことになってしまうではないですかと私は一人で悔しがっています。

今日の私の庭

クジャクアスター、ラベンダーセージなど。

↓これもクジャクアスター


↓宿根フロックス 多分これが私の庭の宿根フロックスの中で一番濃い紫。



ツルボ 若いころは陰気くさくて嫌いだったのに最近は可憐とか思う。人(私だけ?)ってけっこう心変わりするものですね。



カリガネソウ、シュウカイドウ(ピンク)など。