老い方

先日の福岡行でも印象深かかったことがいろいろありました。
たとえばブログ友のご主人が背が高く、笑顔がすてきなハンサムで、想像していたよりずいぶんカッコいいナイスミドルだったとか、
熊本城にはボランティアか市の職員かわかりませんが、昔の衣装を着た人がたくさんいたりしてずいぶん観光地化していたとか・・・
でも一番印象的だったのはT先生の95歳とは全く思われない清々しい、若い生き方でした。


姿勢がよく、顔にしわが少なく、今も現役の詩吟の先生だけあって声が大きく張りがあって、一見して、というかよく見てもお年にはみえません。
70代だといっても通じるかも〜でしたが、そういう外見だけでなく生き方そのものが、若々しい感じがすることに驚嘆しました。
凛として、しっかりと一人暮らしをしていらっしゃる様子は、かつて母から聞いて思い描いていたのとは全く印象が違い、ずいぶん好ましく思えました。
母は、私とは20歳余りしか違わないのかと思わせるけれど、T先生は30歳違うのかと思わせるのです。
「老い方」のいいお手本を見せてもらった気がしています。