断捨離

最近、「断捨離」という言葉をよく目にしますね。
「断」入ってくるいらない物を断つ
「捨」ガラクタを捨てる
「離」物への執着心から離れて「自在」の空間へうつる
ということらしいですが、私はこの言葉を知る少し前から実行していました。
実家の父がなくなって実母が転居する際、下の妹と両親の家財を片付けた経験が伏線となり、
夫の病気の再発、再々発の度に、転居が必要になってくるかも知れない懸念が大きくなることが引き金になって、
今年になって家財の整理が大いに進みました。
私が家にため込んだもののうち、他の人には価値が無いだろうと判断したものは私の手で捨てました。
他の人にも価値があるだろう物は、何らかの方法で世の中に押し戻すよう努めました。
まだ愛着があるもの、もしかしたら娘や孫が引き継いでくれるかも知れないと思う物は、今はまだ家においておくことにしました。

この家を建てた時、趣味の域を出た(?)絵を描く下の妹に、新築祝いとして、この家を描いた、幅1.2m、高さ1mぐらいの大きな油絵を貰いました。
この10年、リビングで我が家のシンボルをつとめていたこの絵も、この機運に整理しようと決意しました。
捨てることはもちろん出来ませんし、かといって、こんな大きなしかも他家を描いた絵を欲しいという人がいるとも思えず、寄贈する先も思いつかず、単刀直入に下の妹UR子に相談しましたら・・:送り返してくれって。
ホームセンターで段ボールとか紐とかガムテープとか調達してきて、きれいに梱包して、今日、佐川急便に自宅までとりに来てもらい、発送しました。
料金は4970円。とにかくまた一つ懸案事項が片付きました。フゥ〜〜。

今日はお彼岸の中日ですってね。ずっと前に彼岸花専門のナーセリーから取り寄せた彼岸花の幾つかが咲き始めました。
彼岸花、大好き。長い蘂、すてき。