数えません

他に用事がなく雨が降っていなければ、9時ごろから12時までと2時から4時半までの合わせて5時間半外仕事をしています。
この頃の外仕事は大体バラの剪定。
邪魔になる所、目障りになる所から気の向くままにやっています。
今日居間の西の窓からよく見える部分が全部終わりました。
Kが「通りやすくなったね、(バラの剪定が)だいぶ終わった?」と聞いたので「分からない、数えていないので。でも十分の一くらいかな、多くて八分の一くらいかな。」と答えました。
昔は剪定が終わった本数をきちんと数えて、どれぐらい残っているかとか庭に何本のバラが植わっているかをはっきりさせていたものです。
でも今は剪定が終わった本数は全く数えません。残っている本数も分からないし、私の庭に何本のバラが植わっているのかも分かりません。
のろのろとした動きでゆったりと剪定をしているとバラと会話しているような気持ちになります。
どうしても素手になってしまうので棘であちこちから出血するのも寒さもあまり気になりません。


私はバラの剪定だけでなく他のことでも最近は後を振り向かないし先を考えません。
「今」のみ。「今」を楽しむのみ。