母を希望の旅に

福岡に行って、実家の母の、新幹線「さくら」に乗って鹿児島に行きたいとの希望を無事かなえて帰ってきました。
前もっていろいろ調べたり手はずを整えていたので、覚悟していたより順調にことが進みました。
体調が悪い人や車いすの人とその介助の人二人が利用できる多目的室という個室の存在を知ったことが成功の鍵でした。
この部屋を利用すると、改札口→乗車、降車→改札口を、JRの専門の方がサポートしてくださいます。
サポートのおかげで、2分の停車時間でも余裕をもって乗り降りでき大助かりでした。
個室には長椅子と補助椅子が1脚ずつ。
長椅子はリクライニングにもベッドにもすることができ、母はベッドにしてもらって帰ってきました。
鹿児島ではまず生シラスで有名なところで昼食をとり、予約の観光タクシーで1時間15分で島津家の別邸の庭までを往復。
鹿児島に居たのは全部でたったの2時間ほどで、母が娘2人に付き添われて、福岡から新幹線に乗って鹿児島まで昼食を食べに行ったような旅でした。
母は、帰りの車中で、ありがとうって言いつつも、日本の南の果の与那国島にはもう行ったことがあるので、今度は北の果ての稚内に行ってみたいって。(苦笑)
(多目的室は定員2名なので、妹は近くの車両の普通の指定席で行きました。)