もしかして

Kの亡き父(私にとっては義父)は6人兄妹の一番上のたった一人の男でしたが、その一番下の妹が、数えの96歳でこの19日に亡くなり、義父の兄妹はすべて鬼籍に入りました。
この義叔母の婚家先は夫の実家の直ぐ近くで、その子供たちと夫はまるで姉弟のように育ったというのに、私たちは二人ともお葬式を失礼してしまいました。
心苦しく思っています。


同じこの19日に、私より10歳ぐらい若いネット友、SITさんの義父さんも亡くなられたそうです。
SITさんは、22日には、ご自分のお母様を亡くされました。
SITさんのご心中を察すると言葉を掛けられることが躊躇われます。


人の出生には多い時期があると聞きますが、もしかしたら亡くなる時もそうなのでしょうか。


今朝8時半ごろ、「庭にTNMTさんが・・・」との夫の声。
彼女の用は分かっています。彼女の信じる宗教の寒修行に、私を誘うためにほかなりません。
彼女は、病気の娘をこの世に留まらせているのは、自分の信心のお陰と信じています。
法位?が高い人から、私に働きかけることこそお力が最も得られることだと言われているそうで、彼女は私を誘うことをあきらめません。
彼女はかなり前、信仰のために本部の近くに越したのですが、そこを暗いうちに発ち、この町に住んでいた時親しくしていた今は亡き知人たちのお墓何カ所かに参り、その後ここに来て、私が以前のように朝早くから庭に出ていると思って、庭で私の姿を探していたようです。
彼女がはっきり誘えば、私もはっきりと断り易いのですが・・・
あまりにも寒いので、とにかく家に招じ入れ、2時間ほど話に興じ、案外素直に寒修行に同行しました。
今日は断る気力が薄れていました。


午後からは、バラの剪定枝の片付けを数時間。
一人で黙々と作業して、心のざわめきを押さえ込みました。