泥縄

性分なのでしょうか、私はすべてのことに対して泥縄というか、行き当たりばったりというか。
野菜作りもご多分に漏れず泥縄式。
物の本には苦土石灰を植え付ける2週間にまいて耕し・・・云々とか書いてありますが、私は当日に苦土石灰をまいて耕します。
堆肥や肥料を撒く順序や量、植え付ける間隔とかは野菜作りのバイブルに決めている本にほとんど忠実ですが。
本当はちゃんと前もって準備していたほうが結果がいいのでしょうが、そうしたことがないからどんなにすばらしい結果がでるのか想像もつきません。
また泥縄式なのでいい結果が出るわけがないと思っている割には結構満足できる結果がでているので、これでいいのだ!と思っています。


さて昨日買ってきた野菜苗のうちパプリカとピーマン、カボチャ、ナス4本(半数)を植え付けました。
そしてバジルの芽生え苗を小分けして1本立ちにしました。うまくいけば1ポットから10数本の苗ができるかも。
バジルの苗って、ポット播きした種が芽生えたままで売っていますよね。
あれはそのまま植えても絶対うまく育ちませんよね。もやしになってしまいますよね。間引いてだんだん減らして最後に1本だけ残すのかしら。
私は間引くのは苦手です。
だから分けます。
バジルは根が細くて弱いので、塊苗を1本ずつに分けるのは少しばかりコツが必要です。
まず土を、苗が萎れてしまわないくらいに乾かします。
そしてポットを横に倒して中身をそっくり横に引き抜きます。
それから苗を土ごと二つ割り、それぞれをまた二つに割り・・をくりかえし、1本ずつにしていきます。


ズッキーニとニガウリの種まきもしました。
苗を買うか、種を買うかの私の判断基準は、苗を1本買うお金で2本以上の苗を作る自信があるかどうかです。
種はなるべく安いものを選びます。超えるハードルは低いほうがいいから。


苗にはお金をかけないというのも私の主義です。高い苗、高い種がいい結果が出るとは限らないと思っているので。